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便秘薬と整腸剤の違い

よく「お腹の張りやガスに効く!」と宣伝している薬がありますが、「これって便秘薬?」と思っている人、いませんか?

実は、テレビなどでよく見かけるお腹の張り止め薬は「整腸剤」。
下剤や便秘薬ではありません。

そんなわけで今日は、一見似ているようで、実は全く違う「便秘薬」と「整腸剤」について少しお話ししようと思います。

まず便秘薬の役割ですが、これは腸にたまっている便を速やかに出すこと。

便秘薬や下剤は種類も多いのですが、とにかく排便を起こす成分が、下剤などの主成分になっています。

一方で整腸剤ですが、こちらの役割は、主に腸内環境を整えること。

主成分としては、ビフィズス菌などもよく使われていますが、整腸剤は便秘だけではなく、下痢にも作用します。

とにかく便の状態を正常にするのが整腸剤の仕事です。

例えば、大腸を内視鏡でのぞいた時、腸内には、「腸内細菌叢」という、細かなひだのようなものが腸全体に見えてきます。

この腸のひだは、何かの拍子で乱れることがあり、それが下痢や腹痛、お腹の張り、はたまた便秘などの原因になります。

下剤や便秘薬は、やや強制的に便通を起こす分、この腸のひだを乱すことがよくあり、一方で、整腸剤は、腸のひだを正常の状態に戻す作用があります。

では便秘薬と整腸剤、両方一緒に飲んだほうがいいのかな?と思うこともありますが、本来は、整腸剤だけ利用して便通が整うのか、様子をみたいところ。

一般的には、便秘薬と整腸剤の成分は、重ならないはずなので、併用しても問題ないことが多いのですが、一度薬剤師の方に相談してから服用したほうが安心です。



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