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排便機能とは その③

【大腸-直腸】
人間は必ず『うんち』をします。でもどうやって便をする時期を知るのでしょうか?
肛門の口側には直腸という大腸の最終部分があります。そこに便が溜まるとセンサーが働いて脳に信号を送ります。
すると肛門を締めている筋肉の括約筋が緩み、りきむと肛門内圧(便を押し出す力)が上昇し便が肛門から出るのです。

【肛門】
肛門は直腸の粘膜と肛門粘膜それを支持する筋肉や脂肪、皮膚にて形成されています。
肛門管は内肛門括約筋、外肛門括約筋、肛門挙筋によって取り囲まれています。

内肛門括約筋:
いつも肛門をある一定の力で締めている筋肉です。自律神経支配で不随意筋という自分の意思では緩めたり締めたりできない筋肉です。

外肛門括約筋:
皮下部、浅部、深部からなる筋肉で、内肛門括約筋を取り囲むようにあり、排便の際に締めたり、緩めたり自分で自由にできる筋肉(随意筋)です。

肛門挙筋:
骨盤臓器を支える随意筋です。
肛門挙筋の一部である恥骨直腸筋は肛門の背中側を馬蹄状に取り囲む筋肉で肛門をお腹側に強く引きつけて直腸と肛門の間に屈曲(肛門直腸角)
を形成させることによって排便において重要な役割を果たしています

直腸に便が溜まると内圧が上昇して、大脳と脊髄に伝えられ、
そこから(大脳と脊髄から)関係の部所に排便運動の指令が送られます。
大脳神経と脊髄神経が指令を出すわけです。 朝起きると腸の運動が促され、
便が動き始めます。これを「起立反射」といいます。さらに、食物を食べることで腸の運動が更に促進されます。
これを「胃反射」といいます。朝ごはんを食べた後に排便に行きたくなるのはこの反射のためなのです。
肛門の開閉に関係する筋肉は一見、「体性神経」によって動くように思われますが、
そうではなく、意志とは無関係な「自律神経」の指令によっても動いています。

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