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便秘薬の種類 

薬というものは、症状に合わせて使うべきものです。
便秘薬も、「TVなどで宣伝しているから」と安易に選んで使用するべきではないのです。
病気の治療中や妊娠中は医師の診断のもとで処方された便秘薬を使いましょう。
便秘薬として使用されている薬は、「塩類下剤」「糖類下剤」「浸潤性下剤」「膨張性下剤」「刺激性下剤」「自律神経作用薬」に分類されます。広義の便秘薬には、これらの薬に加えて浣腸が含まれます。

【塩化下剤】
塩化下剤はマグネシウム化合物やナトリウム化合物を成分としており、浸透圧の作用で腸内の水分を留め刺激によって蠕動運動を活発にさせる効果を持っています。即効性が高いのが特徴です。

【糖類下剤】
糖類下剤は、胃や小腸で分解・吸収されること無く大腸に運ばれる性質を持っています。大腸に到達すると分解され、便を酸性化させ浸透圧作用で排便を促進させます。糖尿病を患っている場合は血圧降下を起こすことがあります。

【浸潤性下剤】
浸潤性下剤は、便の表面張力を低下させて腸を通過しやすくする性質があります。副作用が少ない分、効果も少ないため刺激性下剤と併用するのが一般的です。脂溶性ビタミン剤を服用している場合、ビタミンの吸収を阻害することがあります。

【膨張性下剤】
膨張性下剤は、便を内部から柔らかくして体積を大きくする性質を持っています。柔らかくなった便は水分を吸収しやすくなる上、膨張した刺激で便意を起こす性質があります。しかし、妊娠中に使用すると子宮の収縮を起こす恐れがあります。

【刺激性下剤】
刺激性下剤は、腸壁に直接刺激を与えて便意を促す効果があります。副作用も少なく、妊婦にも使用できるのが長所です。

【自律神経作用薬】
自律神経作用薬は、自律神経に作用して腸の蠕動運動をコントロールする効果があります。弛緩性便秘には副交感神経を刺激するタイプ、痙攣性便秘には交感神経を刺激するタイプが使用されます。



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