- 2010-06-21 (月) 10:39
- 便秘の基礎知識
腸内洗浄は、医療行為における浣腸と同じものです。浣腸は、肛門からグリセリンなどの薬液を注入して便通を良くする便秘解消のための医療行為です。家庭でも使い捨てタイプの浣腸器を使用して行う場合があります
腸内洗浄は浣腸と同じなので、薬事法に基づく医療機関で行う必要がありますが、一部のエステティックサロンでも腸内洗浄が受けられる場合があります。
〈危険性〉
腸内洗浄は、チューブを肛門から腸内に挿入して薬液を注入していきます。しかし、このチューブを挿入する際に腸に傷をつける危険性があります。腸に傷があると、グリセリンが血中に浸透しやすくなり、腎不全などを引き起こす恐れがあります。また、圧力で薬液を腸内に注入する方法で大腸が破裂したというケースもあります。
〈常用について〉
腸内洗浄を繰り返し行っていると、便が直腸に達することで起こる便意反射が鈍くなり自分で排便を行う力が弱くなってしまうことがあります。元々、浣腸は便秘に対して行う医療行為なので、習慣的に行うものではないのです。通信販売などでは、「家庭でも出来る腸内洗浄キット」が販売されていることがありますが、出来れば専門家と相談をした上で使用するのが無難でしょう。
また、浣腸は、肛門から注入された薬液が便に水分を与えて柔らかくすることと、腸壁に刺激を与えて蠕動運動を活発にすることで便秘を解消する効果を持っています。浣腸用の薬液として使用されるグリセリンには潤滑剤としての効果があり、便が腸内をスムーズに移動できるようにすることで、便秘の解消に一役買っているのです




