- 2010-06-04 (金) 9:59
- 便秘の基礎知識
便秘には種類があります。
何度かこちらでもお話しましたが、もう一度ご確認してみてはいかがでしょうか?
便秘には「急性便秘」と「慢性便秘」があります。
「急性便秘」には、1週間位前から突然おなかが張って便が出ない場合などで、
「一過性単純性便秘」と、病気が原因でおこる「器質性便秘」があります。
「一過性単純性便秘」は、食べる量が少なかったり、環境の変化、精神的ストレ
スなどによる一時的な便秘で、急性便秘の多くはこのタイプです。
「器質性便秘」では、腸捻転や腸閉塞などの病気が考えられ、その場合は激し
い腹痛や嘔吐を伴うことが多いので、急いで病院に行くことが必要です。
一方、「慢性便秘」は、2~3年前、あるいは子どもの頃から便秘がちだった場合を指します。
何らかの原因で腸の機能(働き)が低下したためにおこる「機能性便秘」と、病
気が原因でおこる「器質性便秘」があります。
「機能性便秘」は「常習便秘」ともいい、便秘の中では最もよくみられるもので、
3つのタイプに分かれるのです。
① 結腸性便秘(弛緩性便秘)<大腸のぜん動運動が弱い>
結腸の緊張が弛んでいて、ぜんどう運動が弱いために、便を十分にだせない。
高齢者や、虚弱体質、内臓下垂、病気で体力が低下している人、また腹筋が
弛緩している女性にも起こりやすい便秘です。この便秘になると、腹部膨満感、
残便感、食欲低下、頭痛、肩凝りなどの症状を伴うこともあります。
② 直腸性便秘<便意を感じにくくなる>
直腸の神経が鈍くなったために便意を感じにくくなり、大腸のぜんどう運動が
起こらないことから排便困難になるタイプです。便意を我慢したり、高齢者や病
気などで全身が衰弱している人、浣腸をくり返している人がおこりやすくなって
います。
③ ★けいれん性便秘<大腸のぜん動運動が激しい>
結腸性便秘とは逆に、大腸が緊張してぜん動運動が強すぎるために起こるも
ので、「過敏性腸症候群」の一種です。過敏性腸症候群では、便秘と下痢が
交互に起こったり、慢性の下痢が続くこともあります。原因は主に精神的スト
レスです。特徴は食後に下腹部が痛くなることです。便意も起こるのですが、
うさぎの糞のような便で、残便感があります。
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